2021年7月30日に、「一般職業紹介状況(令和3年6月分)」が公表されました。

有効求人倍率は2021年5月から0.04ポイント上昇
有効求人倍率が1を上回っている場合、求職者の数(仕事を探している人)よりも人を雇いたい企業の方が多い状態です。需要が供給よりも大きく採用難と言えます(売手市場)。
逆に有効求人倍率が1を下回っていると求職者の数が、人を雇いたい企業よりも多いことを意味します。需要よりも供給が大きく、就職が難しい状態です(買手市場)。
結果として数字が大きければ大きいほど採用活動を行っても、結果を出すことが難しい環境です。

上記グラフの右側が毎月の有効求人倍率を表しているグラフです。新型コロナウィルスの蔓延により、有効求人倍率の低下が昨年同時期から見受けられますが、ここ数カ月は横ばい、そして6月には改善している事がわかります。
統計データは長期的な視点で見る事も非常に大事な要素ですので、直近の結果を確認の上過去データもご参照いただければと思います。
<厚生労働省:2021年7月30日>
一般職業紹介状況(令和3年6月分)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19917.html